装置をつくるやりがい、楽しさ。
2011年入社 電気工学科卒
装置の設計から据え付けまで
全ての工程に関わる。
主な業務はレーザ印刷機の電気設計と装置のセットアップ、お客様への装置出荷/据付作業です。設計業務では電気のハードウェア設計や装置制御のソフトウェア設計を行います。設計後は装置の部品を発注し、機械が組み上がるとお客様用のセットアップを実施。セットアップが終わると、出荷しても問題がないか品質検査を行います。検査に合格すると、次はお客様立ち会いのもと、再度、品質検査を実施。出荷後はお客様の工場で装置を据え付け、生産ができるよう最終の検査を行います。また、据え付けて終わりではなく、お客様側で装置が取り扱えるように操作方法などもトレーニングして、ようやく納品が完了します。
このような設計・調整業務と並行して開発業務も行っており、機械設計、画像設計担当の方とも打ち合わせをし、協力しあって今までにない装置の開発を目指しています。
お客様からの感謝の言葉が
仕事のモチベーションに。
楽しみややりがいは、新しいものを開発する時に一番感じますが、同時にとても難しさも感じるところです。今、新規開発の電気のハードウェア設計に携わっていますが、自分が設計した図面通りに装置が作られていくため、ミスをすればするだけ余分なコストとなります。責任感を強く感じていますが、逆にそれは自分の考えた装置が目の前に出来上がるということであり、お客様から「とてもいい装置ですね」というお言葉をいただくと、「もっともっと素晴らしい機械をつくらなければ!」という、自分のモチベーションにもつながります。
印象に残っている仕事のエピソードは、私が初めて海外へ装置を出荷した時です。図面も装置の操作画面もすべて英語のものが必要になり、一から自分でつくるのに非常に苦労しました。また、仕事で海外に行くのが初めてでプレッシャーを感じていました。ですが、一緒に出張へ行った機械設計や画像設計担当の方と相談しあったり、協力しあったりすることで無事に納品を完了。この海外での仕事を通じてさまざまな経験を積むことができ、大きな自信を得ることができました。